2020/10/08 投資情報

【2020/10/08 株式投資情報】

東証1部の騰落銘柄数は値上がり1294/値下がり790。

レーザーテックやアドバンテスト、SCREENなど半導体株が大幅上昇。TDKや太陽誘電など電子部品株も大幅高となった。

川崎汽船や日本製鉄など市況関連も強い値動き。マザーズ指数が1300pの節目に到達する中、BASEやCYBERDYNEが騰勢を強めた。決算関連ではイオンファンタジーイオンフィナンシャルサービスが買いを集めた。一方、イオンは上期の大幅営業減益が嫌気されて3%を超える下落。

ベルシステム24は決算を受けて買いが先行したものの失速して大幅安となった。希望退職を募集するとの観測が報じられたANAが軟調

直近で急伸していたダントーHDが一転して大きく値を崩した。マザーズ銘柄は強かったが、アクシス、タスキ、I-neなど直近上場株は大きく売られるものが多かった。

 日経平均は大幅高。第1回目の米大統領候補者討論会を消化した後に急落したため、米国要因に振り回される懸念はあったが、今回は波乱はなく、終日強い基調が続いた。

あっさり23500円を上回った上に、直近高値も上回っており、そろそろもみ合いを上に放れる展開が期待できそうなチャート形状。ドル円が106円台に乗せるなど、為替も程よく日本株の上昇をサポートしている。

きょうは23701円まで上昇したが、あすも高い水準から始まるようだと、23500円近辺での売り物はこなしたとの見方が強まり、上に勢いがつく可能性もある。

きょうの動きが強かった半導体株の動向が引き続き注目される。また、株高への自信が深まるかという点では、証券株に動意が見られるかにも注意を払っておきたい。