老後恐怖に押しつぶされない生き方 10

このコロナ禍に加えて、以前から言われている年金制度の破綻リスク、老後資金不足の不安など毎日のようにメディアが取り上げる情報をみて老後不安が増加している方は多いでしょう。

実際、自分の老後に不安ありと答えた人は85.7%もいる一方で、老後に向けて準備している人は30%前後だといわれています。そこで、老後恐怖に押しつぶされない生き方をまとめてみました。

 

◆人材不足不安

各企業の人口構成がいびつだということは以前からメディア等でつぶやかれています。実際に40台から50代の方が非常に多く、20代、30代の社員は本当に少ないのが現状です。しかも、20代30代はこのネット時代、転職時代に定職してくれません。

そのような状況のなかで、企業は魅力あるものにならなければ淘汰されてなくなってしまいます。

ただ、現実は上記のように定職する若い人材はいい会社、いい会社へ移り本当の意味でいい人材は残ってくれません。

 

会社の業績が好調でも不調でも、人それぞれ抱える不安は多種多様。特に30代後半くらいになると老後不安というキーワードが出てきます。

子育て、介護、お金、健康・・・・。様々です。

ほとんどの人はその不安を抱えたまま何をどこまでやれば不安が払しょくされるのかすら分かっていません。人生を楽しみながら不安とどう向き合うべきか10個のポイントをあげてみましたので、ご自身でよーく考えてみてください。

 

1.自分が働ける時間を逆算してみる

 あとどのくらいの期間、収入を今の職で得ることができますか?

予想できる概算を計算しておくことをお勧めします。

 

2.何のために働くか?目的を定めてみる

 働く時間の使い方は人生のほとんどを占めます。特に40代以上の方はただ稼ぐだけではなく、自分なりの価値が発揮出来たり、楽しく人生を送るための仕事をしていますか?じっくり考えてみてください。

 

3.資格に依存しない

 老後不安を考えると資格取得に走るケースがあります。働く目的や将来どのようにその資格が使えるかを吟味して勉強しましょう。多くの資格をもったら不安がなくなるわけではありません。

 

4.知人・友人・仲間に宣言してみる

 何のために働くかきまったら、多くの人に宣言してみましょう。そうすることで批判も受けるでしょうが、協力してくれる人、アドバイスをくれる人が現れるでしょう。

内に秘めてないで宣言することで目的が加速的に実現に近づくでしょう。

 

5.異業種交流や人脈づくりに依存しない

 目的がないまま異業種交流会や人脈づくりを始めてもゴールが定まってないのでただの飲み会になってしまいます。snsのフォロワーを増やす前に本当の友人に話した方が効率がいいのです。

 

6.学びのテーマを絞る

 時間は有限です。何を学び、どんなスキルを身に付けるかを明確にすることでインプット→アウトプットを効率的に行いましょう。

インプットばかりやっても成果はでません。

 

7.ルーティンを変えてみる

 日々を過ごしていると毎日が平たんな生活になりがちです。ルーティーンを変えて新たな日々を発見してみましょう。重要なことに使える時間が生まれます。

 

8.激変を予測する

 長い人生ではライフスタイルが大きく激変することがあります。自分の年齢、妻、子の年齢、親の年齢を加味して可処分時間や必要な生活コストを予測しておきましょう。事前に予測することで激変時に耐えることができます。

 

9.長く働ける仕事について考える

 企業に所属しているだけでは企業の思う通りの働き方しかできません。定年がそうです。企業以外の仕事を身に付けておきましょう。人生100年時代です。

 

10.健康に・・・

 肝心の老後を迎えるにあたっては健康でなくてはいけません。今のうちに運動の癖や食生活の改善をやりましょう。今始めなくてはいけません。一番先送りにしてはいけない項目です。

 

いかがでしたか?もやもやした不安を抱えているだけでは悩みしかありません。ネット社会が加速度的に発展してきています。大げさにライフスタイルを変えるのではなくできることから少しづつトライしていくだけでも不安は払しょくされます。

学びを実行するだけです。きっと新たな自分が見つかるはずです。